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プロレスリング ~その光と影~ それぞれの誤算

前回からの続きです。

ヒットマンの復帰は1996年のサバイバーシリーズでした。
そう、モントリオール事件の一年前です。


ヒットマンは復帰戦の相手に
”ストーンコールド”スティーブ・オースチンを指名。

同年のKING OF THE RINGにて優勝を果たしたオースチン。
しかし優勝よりも大きなインパクトを残したのは、試合後のマイクアピールでした!

「ヨハネの福音書3章16節よりも、ありがたい聖書をお見舞いしてやるぜ!!
これがオースチン伝3章16節だ!!
今夜ショーンとデイビーボーイが世界王座を争うようだが、
次の世界王者はこの俺、ストーンコールドだ!!

と、聖書3章16節に感銘を受けクリスチャンとなった決勝戦の相手、
ジェイク“ザ・スネーク”ロバーツへ皮肉を交えたマイクアピール



インタビュアーはドク・ヘンドリクスことマイケル・ヘイズです。

この時ストンコは大ヒールのはずだったのですが、
「オースチン 3:16」
発言が大ウケ!
やってる事はヒールなのに観客から大声援を受ける事となります。

オラが観に行った96年サマースラムの時も
ストンコはダークマッチに出場だったにも関わらず大人気でした!

そんなストンコとの復帰戦。
当然ヒットマンベビーフェイス、ヒーローとして復帰です。
NO.1ヒールの道を歩み始めたストンコは格好の相手でした。

いくらストンコが声援を浴びようと、
8か月ぶりとなる復帰の”エース”
ヒットマンが大声援を受けるのは当然でした。

しかしこの試合で一瞬の切り返しで敗れたものの
ヒットマンと互角の闘いを繰り広げたストンコ。
更に評価が高まりました!





そしてメインの世界王座戦、ショーン・マイケルズVSサイコ・シッド。
なんとここでまさかの王座移動!!

今考えると、これはショーン
ヒットマン復帰に対する無言の抵抗だったのかもしれません。

結局この後、
ロイヤルランブルでショーン王座奪回→膝の負傷で返上(実際はヒットマンの20年契約に対する試合ボイコット説の可能性が高い)→ストンコ、テイカー、ベイダー、ヒットマンによる4ウェイ戦にてヒットマンが4度目の世界王座に返り咲く!→その翌日サイコ・シッドにフォール負け!シッドが王座奪回・・・。

目まぐるしく移り変わった世界王座。

レッスルマニア13のカードは、

テイカーがシッドの世界王座に挑戦
ヒットマンはストンコとの因縁マッチ再戦。

そして一年前のレッスルマニア12の主役ショーン・マイケルズは大会を欠場。

レッスルマニアでヒットマンショーン
世界王座戦に絡まなかったのはレッスルマニア8以来5年ぶりの事でした。


サバイバーシリーズでの復帰以来、
一度は王座に就いたものの特別な活躍を見せられずにいたヒットマン

一体どうしてでしょうか?

まずはヒットマンがWWF(当時)に残ったもう一つの、
そして大事な理由が語られているところから振り返りましょう。

義理がある

それより大事な事

活かしてくれるか
プロレスラーとして大事なアイデンティティであるキャラクター。
ヒットマンはWCWが
ヒットマンのキャラクターをどう扱うかに不安を感じていたと言います。
当時のWCWはクルーザー戦線は抜きにして、メインのヘビー級戦線はまともな試合内容は残しておりません。
常にnWoの乱入や、事件性のあるパフォーマンスが中心のソープオペラでした。
その中に自分が入ってどうなるのか、と感じていてもおかしくはありません。

ヒーローでいられた

最高のベビーフェイス

ヒールといい試合ができる
WWF(当時)に残れば、ヒーローのまま試合中心に仕事ができる。
その理由はヒールと最高の試合が出来るのは自分だからだ、そうヒットマンは考えました。
以前からやってきた事、これからもやりたい事と語っていたのはそういう事だったのだと思います。

悪魔のようなキャラ

人の怒りを買うようなキャラ

WWF一番の悪

スペルにSwo

こういうヒールたちともいい試合することが出来るはずだ、
ヒットマンは、ヒーローとして
新世代ヒールたちと戦っていく事が自分の使命だとも考えていたのでしょう。

しかし・・・

一つおかしなこと

そっぽ向き

ヒールがヒーローに

ファンたちが全て決める

ヒールなんだ

そうキッカケは
”ストーンコールド”スティーブ・オースチンでした!
オースチン 3:16!!
のセリフと共に大ブレイク目前だったストンコ。
サバイバーシリーズでのヒットマン戦で大善戦した事も相まって、
その評価を更にグレードアップさせました。

そこでビンスは

お気に入りに

そう、ヒットマンにとっては寝耳に水の提案をします。

オースチンとヒットマンダブルターンです!!

レッスルマニア13の大舞台でストンコをベビーフェイス、ヒットマンをヒールにしようと言うのです!

キャラクターを変えた方がいい

乗り気ではなかった

入れ替えてしまえ

ファンが分からなくなった
渋々ですが、ビンスの要求を受け入れたヒットマン
ファンの反応を観ていたら了承するほかなかったのでしょうね。

レッスルマニア13でストンコにシャープシューターを決めたヒットマン。
ギブアップしない
ギブアップしないストンコはそのままレフェリーストップ負け。
しかし試合終了のゴングが鳴ってもヒットマンはストンコに攻撃を続けます!
観客は大ブーイング!

ヒットマンVSストンコのダイジェストです)



立派なヒール

抵抗はない

安売りしない
ヒール転向後も決して安易な小悪党にはならないと誓うヒットマン
自身のヒール像を模索します。

救急車の中で襲った

アメリカ人だけだ

kiss my ass

ファンたちをヒールに仕立て上げる

ブーイング

尊敬してない

ヒットマンは決めました。
ベビーフェイスのはずの、正しいはずの自分が受け入れられないのはアメリカ社会のせいだ。
であれば、アメリカ国民を標的に憎まれ口を叩くヒールになろう、と。

まだ誰もやったことがないだろう

他の国ではベビーフェイス

それなら母国カナダでは今まで通りヒーローとしていられる。
しかも今まで誰もやったことがない方法だ!

ヒットマンは新たなヒールとしての道を進もうとしました。

当初ビンスはそれは不可能だ、カナダに行っても君はヒールとして扱われるよ。
と進言したそうです。

しかし、
ヒーローでいさせてくれてありがとう

信じていてくれてありがとう

ヒットマンカナダではヒーローのままでした!


ヒットマンについては誤算だらけのビンス。
これだけビンスの想定外の事を起こしたスパスタはヒットマンだけではないでしょうか?

こういう展開が続くと更にその路線をエスカレートさせるのがビンスです。
クソデカい便器

ピッツバーグ

俺の考えた事じゃない

言ってくれ

間違いだった

あんなのは俺じゃない

ヒットマンのアメリカ批判は徐々に泥沼にハマっていきます。

そうした中、遂にあの男の復帰が決まります。

そう、"HBK"ショーン・マイケルズです!


続く
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